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極洋、焼津の超低温冷蔵庫にマグロ加工場併設

2019年5月8日 (水)

国内極洋は8日、傘下の極洋水産が静岡県焼津市の大井川工場敷地内にマグロ加工工場を新設する、と発表した。投資額は8億円で年内に竣工、2020年4月から稼働させる。

同工場ではこれまで、主に国内向けの冷凍マグロのロイン、ブロック製品、サク製品などを生産してきたが、寿司などの和食人気の高まりを背景に海外からマグロ加工品の引き合いが増えたことを受け、「超低温冷蔵庫」に併設する形で加工場を建てる。

こうした傾向は今後も継続し、輸出がさらに拡大していくとみて、新工場ではEUへの輸出が可能な「EU HACCP」を取得する方針。

新工場の概要
名称:極洋水産大井川新工場(仮称)
所在地:静岡県焼津市飯淵1441-1
建築面積:1086.44平方メートル
延床面積:2044.19平方メートル
構造:鉄骨造、2階建て
投資額:8億円
生産品目:マグロのロイン、ブロック、サク製品
着工:2019年5月
竣工:2019年12月
稼働:2020年4月