ロジスティクス鴻池運輸が9日発表した2019年3月期連結決算は、業務領域の拡大で増収を確保したものの、昨夏の自然災害によるダメージが尾を引き、営業利益は0.8%減(前期比)の109.7億円にとどまった。
主力の「複合ソリューション」事業で、台風21号の影響による関西空港の一時閉鎖や軽油価格の上昇が響き、部門利益が減少。国内物流事業では利益率の改善が進んだ。
今期は売上高3131億円(6.4%増)、営業利益110億円(0.2%増)、最終利益69億円(9.7%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 294,158 [6.2%] | 218,985 [4.9%] | 143,974 [4.8%] | 71,876 [7.4%] |
営業利益 | 10,976 [-0.8%] | 10,134 [7.3%] | 6,404 [-1.3%] | 3,304 [9%] |
最終利益 | 6,289 [-10.6%] | 6,754 [4.6%] | 4,004 [-7.6%] | 2,079 [6.3%] |
売上高営業利益率 | 3.7% | 4.6% | 4.4% | 4.6% |