ロジスティクスセンコーグループホールディングスが10日発表した2019年3月期連結決算は、売上高を初めて5000億円台に乗せ、前期比7.6%の増収となった。営業利益は14.9%増の196億円、最終利益は22.9%増の116億円と増収増益となった。売上高営業利益率は3.7%(0.2ポイント上昇)。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 529,609 [7.6%] | 400,565 [7.3%] | 260,339 [7.4%] | 129,365 [8.1%] |
営業利益 | 19,631 [14.9%] | 15,794 [18.3%] | 9,108 [13.9%] | 4,697 [22.6%] |
最終利益 | 11,681 [22.9%] | 9,552 [28.4%] | 5,616 [29%] | 2,919 [53.5%] |
売上高営業利益率 | 3.7% | 3.9% | 3.5% | 3.6% |
料金改定効果のほか、18年3月期に子会社化した「安全輸送」、「オクムラ」の期間差影響、4月から「けいはんなヘルパーステーション」「ビーナス」「ブルーアースジャパン」などのライフサポート事業会社を、7月からMセンコーロジスティクスをそれぞれ連結化したことなどで、増収につなげた。これにより、外注費や燃料価格の上昇などのコストアップ分を吸収した。
今期は売上高5600億円(5.7%増)、営業利益209億円(6.5%増)、最終利益122億円(4.4%増)を見込む。