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ヤマタネ、長期投資計画に物流施設など300億円検討

2019年5月15日 (水)

ロジスティクスヤマタネは15日、2022年3月期を最終年度とする新たな3か年計画を策定したと発表した。国内では関東に新拠点を開設し、荷主開拓に注力。海外ではタイ拠点の拡充、ベトナムと米国への新拠点開設、中国拠点の再編を計画している。

国内新拠点としては11月に東京都江東区で8000坪の物流センターを開設するほか、千葉県印西市で1万5000坪のアーカイブズ倉庫、3温度帯倉庫の建設を計画。20年度以降の竣工・営業開始を目指す。

これらの投資について、同社は「中期経営計画の期間を超えた取り組みが必要となり、開発期間中は建設にかかる先行コストや既存賃貸物件の閉鎖に伴う賃料収入の減少などが発生し、一定期間は利益の減少につながる」として、3か年計画の期間中だけでなく、長期戦略に織り込んでいく方針で、「長期計画の中で総額300億円の投資案件を検討」。一部はすでに実行段階に入っているという。