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日本郵便、ゆうパック伸び営業益2.9倍に

2019年5月15日 (水)

ロジスティクス日本郵政が15日発表した2019年3月期連結決算によると、日本郵便の売上高(営業収益)は前期比2%増の3兆9606億円、営業利益は2.1倍増の1820億円となった。

このうち郵便・物流事業は、ゆうパックの取扱量が7.6%増えて9億4221万個、ゆうメールが0.4%増の36億5042万個、郵便物が2.6%減少して167億8057万通となった結果、売上高2兆1149億円(4.6%増)、営業利益1213億円(2.9倍)と大きく改善。ゆうパックの単価見直しと数量増が寄与した。

豪トール・ホールディングスを柱とする国際物流事業は、ロジスティクス、フォワーディング、エクスプレスの3事業がいずれも18年3月期実績を上回ったものの、為替レートの影響で円ベースでは売上高7006億円(0.5%減)、営業利益103億円(1億円増)と、減収増益で着地した。