フード森永製菓は23日、「チョコモナカジャンボ」など主力アイスクリーム商品の生産体制を強化するため、建設中の高崎第3工場(群馬県高崎市)に製造ラインを新設すると発表した。投資額は86億円。
2018年6月14日に建設計画を発表した高崎第3工場は、19年4月に着工し「ダース」などチョコレート主力商品の生産拠点集約へ建設を進めているが、工場内に主力アイスクリーム商品製造ラインを新設することで、主力商品の生産効率を高め、供給体制を整える。21年4月から稼働を開始する。
アイスクリーム市場は17年度に08年度比33%増と年々拡大しており、同社冷菓部門の18年度売上高も72%(08年度比)と大きく伸長。主力ブランドのチョコモナカジャンボは18年連続で売上を伸ばしている。