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井村屋、「あずきバー」など供給強化へ新工場

2025年5月12日 (月)

拠点・施設井村屋は9日、アイスクリームの新工場の新設を発表した。「あずきバー」シリーズなどの冷菓商品における供給体制の強化を図る。新工場は26年6月の完成を予定。設備投資額は40億円を見込んでいる。

同社の冷菓事業は事業別売上構成の3割超を占めている。輸出も伸長しており、「あずきバー」シリーズは2024年に3億3000万本を販売し、成長をけん引している。この需要拡大に応える生産能力の増強と、特徴ある商品づくりを目的として工場新設を決定。将来に向けて特色ある「あずきアイス商品」の生産拠点を確立する。

新工場は津工場内(三重県津市)に建設する。鉄骨造2階建てで延べ2276平方メートルの敷地に、アイスバー商品各種を生産。バーラインの増設により、従来比1.3倍の生産能力を実現する。現状のアイス工場に隣接するため、電力、蒸気、排水処理などの既存設備を活用でき、管理人員の効率的な運用が可能となる。

▲黄色で示した建物がアイス新工場(出所:井村屋)

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LOGISTICS TODAY編集部