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日通、上海青浦工業園区に新倉庫建設

2019年5月27日 (月)

ロジスティクス 日本通運は24日、中国・上海の子会社「日通国際供応鏈管理(上海)」が同市青浦工業園区で新倉庫の建設を開始した、と発表した。

中国国内向けの販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、空調施設を利用した保管・配送などの物流ニーズに対応する拠点として、既存拠点の敷地内で既存棟に隣接する形で新設する。

4万5000平方メートルの敷地に建設する新倉庫は鉄骨・鉄筋コンクリート造3階建てで、倉庫面積は900平方メートル。隣接する既存倉庫1万5000平方メートルと合わせた面積は2万4000平方メートルとなる。主要設備として高床ホーム、ドックレベラー、24時間警備を導入し、2020年3月の完成を目指す。

立地する青浦工業園区は上海市西部に位置し、1995年に開設。上海市の重点支援市レベル工業園区として電子、バイオ、ハイテク企業が集積している。市中心部までの所要時間は50分で、生産拠点として発展している江蘇省の各都市と上海を結ぶ高速道路に隣接し、倉庫需要が高まっている。