ダイニチ工業の新拠点が完成、保管容量6割拡大

拠点・施設ダイニチ工業（新潟市南区）は5月31日、27億円を投じて建設していた物流拠点「和泉物流センター」の第一倉庫と管理棟が完成したと発表した。

建設費用の27億円は全額自己資金でまかない、今後はマテハンなどの設備の導入を経て6月下旬にも稼働を開始する。

旧倉庫が完成から39年経過し、建物の老朽化が進んだことで大規模な改修工事の必要があったことから、新拠点を建設。分散していた製品とサービスパーツの物流機能を集約する。

旧倉庫に比べ、保管容量は6割増加。新たな製品搬送システムを導入し、入出庫の作業効率アップと省人化を図ることで、入庫効率が4割、出庫効率も1割改善する見込みだという。