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uprのアシストスーツ販売好調、前年の2.2倍に

2019年6月12日 (水)

サービス・商品12日に東証第二部への株式上場を果たしたユーピーアールで、アシストスーツ販売が順調に推移、今8月期末時点の売上が前期比2.2倍に増加する見通しとなった。アシストスーツ事業部が販売を担当するサポートジャケットの上半期(2018年9月-19年2月)売上が2倍となり、現在も引き合いが継続していることから、通期では2.2倍の販売を見込む。

一方、レンタル事業部が受け持つパレットレンタルは、8月期末時点で家庭紙業界向けを中心に年間を通じて47万枚のパレットを購入し、総保有枚数が415万枚となる。

物流業界におけるドライバー不足がパレット輸送化を促す流れが続いており、特に18年7月の西日本豪雨災害では、鉄道の貨物輸送網が遮断され、トラック輸送が急激に拡大したことを受け、運送会社がバラ貨物を敬遠し、パレット輸送が急拡大。国内レンタルパレットの日販(1日あたりの売上高)は前期比12.5%増加した。

19年3月以降は災害による影響も落ち着くが、パレット輸送への移行は継続する見込みで、同社は国内レンタルパレットの日販が8.6%増えるとみている。また、スマートパレット事業部が手がける「アクティブタグを搭載したパレット」のレンタルでは、上期の売上が2.7倍に増加。下期も大口顧客からの採用が見込まれるため、通期では3.4倍の増収が見込まれる。