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upr新中計、25年8月期に売上6割増目指す

2020年10月16日 (金)

財務・人事パレットレンタル事業を展開するユーピーアールは、5年間の中期経営計画を策定し、2020年8月期に85億円だった同事業の5年後の売上高目標を139億円(年平均10.2%成長)に設定すると発表した。

5年で63.5%の売上増を目指すため、スマートパレットや新型パレットを活用し、農産物、肥料、即席麺、家電、化学品、家庭紙、日用雑貨などの業界をターゲットに、業界別パレット輸送を働きかける。また、保管用レンタルパレット需要に対応し、新型コロナウイルスの流行を背景に拡大するEC向け物流センターの季節波動を吸収する受け皿となる施策を打ち出す。

さらに、同業の日本パレットレンタルと「パレット合同回収サービス」を開始し、対象エリアの拡大を図るほか、デジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組むことで、年間平均稼働率を5%引き上げる。

こうした取り組みを支えるため、パレット保有枚数(8月末時点で468万枚)を毎年40-60万枚程度増やし、北関東と中部エリアで5年以内に自社デポを展開する。

直近の決算で売上規模が1.5億円のアシストスーツ事業は、5年後に8億円(年平均39.6%成長)を目標に掲げる。