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浜松倉庫、新WMS・BI基盤導入し業務効率化

2019年7月8日 (月)

サービス・商品浜松倉庫(浜松市中区)は、慢性的な人手不足や業務のスリム化対策の一環として、倉庫管理システム(WMS)を刷新した。併せて、取得したデータを荷主・顧客へタイムリーに提供するBI(ビジネス・インテリジェンス)基盤として、米企業が開発した「クリックセンス」を導入、多様なデータを一本化して直感的な操作でデータ集計・分析できる基盤を整えた。

WMSは豊田自動織機ITソリューションズが提供する物流テンプレート「LogiComp-WMS」(ロジコンプWMS)を採用。全倉庫を無線LAN化し、ハンディターミナルを導入することで、人手や目視による対応で発生していたミスをなくした。

また電話やFAXが主体だった顧客からの入出庫依頼をウェブに統一し、データ入力作業を削減。在庫確認や入出庫状況をリアルタイムに確認できる環境を構築した。

続いてWMSで取得したデータを荷主・顧客へ提供するBI基盤として、クリックセンスを導入。国土交通省が提唱した物流KPIに準じ、荷主・顧客に浜松倉庫の物流品質の高さを数値で伝えることができるようになったという。