拠点・施設ラサール不動産投資顧問は16日、神戸市西区の神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)で延床面積3.3万平方メートルから4.7万平方メートル規模の物流施設を建設するための用地を取得したと発表した。
用地取得は米ラサールインベストメントマネージメントが組成した特定目的会社を通じ、6月27日に2.4万平方メートルの区画を取得したもので、ラサールでは今後、テナント誘致活動を進めながら複数テナントに対応する賃貸物流センターを建設する。2021年9月頃の竣工を目指す。
現地は神戸淡路鳴門自動車道・山陽自動車道神戸西インターチェンジから1キロと近く、内陸に位置しながらも神戸港や三宮地区から30分、大阪中心部から1時間と、関西の主要商圏に接続しやすい立地が特徴。地盤が強く、大地震・津波リスクを軽減するのに適した立地環境となる。
京都方面へは山陽自動車道から18年に開通した新名神高速道路ルートと、従来の中国自動車道・名神高速道路ルートから選べる。周辺には医療品関連、自動車関連、小売業、食品などの工場や倉庫が集積している。


土地面積:2万3862.75平方メートル(7218.48坪)
取得者:神戸西プロパティー特定目的会社
竣工:2021年9月頃