全ト協が秋の全国交通安全運動実施計画を公表

行政・団体全日本トラック協会（全ト協）は2日、9月21日から30日まで行われる秋の全国交通安全運動の実施計画と重点項目を公表した。最重点項目には「追突事故の防止」「交差点事故の防止」「飲酒運転の根絶」を挙げた。これは事業用トラックによる事故の過半数を追突事故が占め、また死亡事故の4分の1が交差点で発生している現状を踏まえたもので、全ト協では最重点推進項目として徹底するとしている。

また重点推進項目として「子供と高齢者の交通事故防止」「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」「トレーラ事故の防止」「過労運転等の防止」などを挙げており、各都道府県トラック協会に対し事前の準備を働き掛け、計画を実施する。