ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

コープさっぽろ、サツドラHDと物流統合検討

2019年8月5日 (月)

国内生活協同組合コープさっぽろは3日、ドラッグストアを中心に218店舗を展開するサツドラホールディングスと物流統合の検討に向け、協議を開始することを明らかにした。

具体的な提携テーマは今後の協議に委ねられるが、コープさっぽろは「北海道ではヤマト運輸に次ぐ車両台数を保有」(コープさっぽろ広報)し、自前の物流網を全道に展開している一方、サツドラHDは大部分の物流を委託していることから、共同輸配送によるコスト効果が大きいと判断したものとみられる。

共同で「サツドラ・コープさっぽろ業務提携検討会議」と「部会」を設置し、(1)取扱品目の商流、物流統合(2)商品開発(3)決済・ポイント(4)システム開発(5)関係会社の事業統合(6)資産の有効活用(7)地域的課題解決に向けたCSR活動(8)これら以外――と、物流統合をはじめとする幅広い分野について、提携内容を検討する。

年内の提携契約締結を目指し、項目ごとの詳細な提携内容は今後の協議で詰める。