三菱ふそう、「スーパーグレート」9714台リコール

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは6日、大型トラック「ふそうスーパーグレート」のほかバス2車種のリヤブレーキシューを固定しているスプリングの設定に不適切なものがあるとして、合わせて1万2569台のリコールを国土交通省に届け出た。最悪の場合、クリップが変形または破損し、リヤブレーキの制動力が低下するおそれがあるという。これまでの不具合報告件数は100件で、関連する軽傷事故1件が報告されている。

リコールの対象となる「ふそうスーパーグレート」は、2015年（平成27年）11月10日から2019年（平成31年）3月8日までに製作された9714台で、対象全車両の当該部品を新品に交換する。

使用者にはダイレクトメールか直接訪問で通知を行い、改善実施済み車両には「No.4548」のステッカーを貼付する。