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三菱ふそうトラック・バス、制動装置に不具合でリコール

2019年3月13日 (水)

行政・団体三菱ふそうトラック・バスは12日、「スーパーグレート」の制動装置(エキスパンダー)に不具合があったとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象は1万2125台。

エアサスペンションを装着した大型トラック・バスにおいて、リヤブレーキシューを固定しているスプリングの設定が不適切なため走行時の振動入力によって当該シューが振動してクリップ(シュークリアランスを調整するアジャスターを保持している部品)を叩き、クリップが変形又は破損することがある。

▲(出所:国土交通省)

そのため、そのままの状態で使用を続けると、リヤブレーキの制動力が低下するおそれがあるという。
全車両、暫定措置として、リヤブレーキシューを固定しているスプリングを対策品に、車両下側のクリップを新品に交換する。なお、上側クリップについては、変形・破損が認められた場合は新品に交換する。