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丸運1Q、主力部門増益も国際・石油苦戦

2019年8月6日 (火)

財務・人事丸運は6日、第1四半期決算が売上高が125億400万円(前年同期比0.5%減)、経常利益が1億9800万円(33.5%減)になったと発表した。

主力の貨物輸送では価格改定の取り組みで一定の成果が得られ、流通貨物を含めた各取引で既存顧客との取引深耕や新規顧客の獲得ができたこと、また収益性の低い顧客との取引の見直しを図ったことが功を奏し、部門収益は62億8300万円(1.1%増)、部門利益も7300万円増の2億円となった。

一方、国際貨物はで中国経済の減速と米中貿易摩擦の影響から輸出品の荷動きが低調に推移したほか、輸出方法を航空から割安な海上へシフトしたこともあり営業収益が減少。部門収益は17億9700万円(8.7%減)、部門損益は700万円(9900万円減)となった。

石油輸送は4月から静岡石油輸送がグループに加わり、輸送数量が1.2%の減少にとどまった。構内作業など石油輸送以外の収入が増えたことで部門全体では増収となったが、ドライバー、作業員の人件費の引き上げと車両更新投資などの経費増加影響により減益となった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q19/3/中間
売上高12,504 [-0.4%]51,409 [3.1%]38,406 [3.4%]24,913 [4.2%]
営業利益139 [-43.7%]1,276 [7.7%]914 [17.7%]469 [32.4%]
最終利益151 [-18.3%]1,285 [53.8%]1,029 [80.8%]333 [34.2%]
売上高営業利益率1.1%2.5%2.4%1.9%