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丸運2Q、化成品部門の乗務員不足が減益の一因に

2019年11月6日 (水)

財務・人事丸運が6日に発表した2020年3月期中間(4-9月)決算によると、主力の貨物輸送で料金の見直しが進捗したほか、昨夏の西日本豪雨の影響を受けていた鉄道輸送が復調に向かったため、売上高は前年同期比0.9%増の251億2700万円となった。

一方で、国際貨物と潤滑油・化成品部門の減収と、石油輸送の人件費上昇を受けて営業利益は3億8000万円(18.9%減)と減益だった。化成品部門は、乗務員不足と既存顧客の販売施策変更が発生し、減収減益。国際貨物は、米中貿易摩擦と中国経済の減速を受けた航空貨物の減少が大きく影響し、部門損益が2300万円の赤字に転じた。

部門別の売上高は、貨物輸送が126億3000万円(4.3%増)、潤滑油・化成品が25億7500万円(3.3%減)、国際貨物が34億7700万円(11.5%減)、石油輸送が64億2100万円(3.8%増)だった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/中間20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q
売上高25,127 [0.8%]12,504 [-0.4%]51,409 [3.1%]38,406 [3.4%]
営業利益380 [-18.9%]139 [-43.7%]1,276 [7.7%]914 [17.7%]
最終利益316 [-5.1%]151 [-18.3%]1,285 [53.8%]1,029 [80.8%]
売上高営業利益率1.5%1.1%2.5%2.4%