財務・人事渋沢倉庫の2020年第1四半期決算が7日発表され、営業利益、経常利益とも増加の増収増益となった。
同社の中期経営計画に基づいた事業戦略を積極的に進めた結果、全体の収益は168億4100万円(前年同期比4.2%増)、営業利益は9億7400万円(7.6%増)、経常利益は11億7600万円(11.7%増)であった。
物流事業全体の収益は6億7200万円増の154億1100万円であった。要因としては陸上・港湾の両運送業務が好調で、陸上運送は消費財や輸入貨物の輸配送業務が伸長し、部門収益は85億7700万円(8.6%増)。港湾運送は日用品や化学品の輸出入荷捌き業務の増加によって15億9800万円(3.1%増)であった。
一方で倉庫業務は日用品、飲料、電気機器などの保管貨物の取り扱いが増加したものの、一部拠点を閉鎖などを行い、部門収益は36億2200万円(0.6%減)となった。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 16,841 [4.2%] | 64,604 [2%] | 48,918 [1.7%] | 32,308 [1.9%] |
営業利益 | 974 [7.6%] | 3,738 [11.4%] | 2,937 [10%] | 1,843 [6.4%] |
最終利益 | 785 [12.1%] | 2,272 [41.4%] | 1,765 [-1.8%] | 1,311 [12.1%] |
売上高営業利益率 | 5.8% | 5.8% | 6.0% | 5.7% |