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渋沢倉庫、新拠点寄与し3Q増収増益

2020年2月7日 (金)

ロジスティクス渋沢倉庫が7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、主力の倉庫業務が好調に推移したことを受けて陸上運送などの売上増につなげ、増収増益となった。売上高は前年同期比19億9700万円(4.1%)増の509億1500万円、営業利益は3億5900万円(12.3%)増の32億9700万円で、四半期最終利益は19年3月期に発生した拠点再開発に伴う建物解体費用などの損失計上が解消した反動で、36.2%増の24億400万円で着地した。

物流事業のうち、主力の倉庫業務は新設拠点の収益が寄与したほか、日用品、飲料保管業務が好調に推移、5%増の112億2400万円を売り上げた。港湾運送は日用品や電気機器の輸出入荷捌業務が増加、売上も2.6%増収の47億6400万円となった。

陸上運送業務は日用品の荷動きが好調だったほか、倉庫業務の取り扱い増加に伴い輸配送業務が拡大したことで6.3%増収の256億3100万円を確保した。国際輸送業務は1.1%減収の34億1000万円。通期は従来予想を据え置く。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高50,915 [4.1%]34,078 [5.5%]16,841 [4.2%]64,604 [2.1%]
営業利益3,297 [12.3%]2,273 [23.3%]974 [7.6%]3,738 [11.5%]
最終利益2,404 [36.2%]1,654 [26.2%]785 [12.1%]2,272 [41.5%]
売上高営業利益率6.5%6.7%5.8%5.8%