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商船三井がゼロエミ船の開発で共同出資会社設立

2019年8月9日 (金)

話題商船三井は旭タンカー(千代田区)、エクセノヤマミズ(同)、三菱商事らと、ゼロエミッションEV船の開発・普及促進に向けて戦略的提携に合意し、共同出資会社「e5ラボ」(イーファイブラボ)を設立した。

日本の新しい海運インフラサービスの構築に向けて設立された同社は、4社それぞれが強みを持つ技術、ノウハウ、ネットワークを集結。EV船だけではなく、最先端技術を駆使した海運インフラサービスなども提供するプラットフォームを構築し、海運業界の持続的な発展に貢献することを目指す。

具体的には、2021年半ばまでに東京湾内で運航する内航タンカーを、大容量電池駆動による世界初のゼロエミッションタンカーとしてEV化することを目指すほか、内航船に加えて外航船のEV化も積極的に推進し、技術・人材・運用ノウハウを集積することで、国際海事機関の温室効果ガス削減戦略である「2050年までに08年比50%以上削減」を目指す。