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トナミHD1Q、貨物運送を倉庫・港湾でカバーし増収

2019年8月9日 (金)

財務・人事トナミホールディングスが9日発表した、2020年3月期第1四半期(4-6月期)決算は増収減益となった。

グループ全体での売上は335億5600万円(前年同期比1%増)となったが、従業員の労働環境整備や外注委託費用の増大などが響き、営業利益は15億円(15.1%減)となった。

主力の物流関連事業は、貨物自動車運送と貨物利用運送の部門売上が230億6200万円と0.9%減少したが、倉庫・港湾運送の部門売上がそれぞれ8.9%増・2.2%増で貨物運送をカバーし、物流事業全体では部門売上311億2600万円(1.2%増)と増収となった。一方で、部門利益は働き方改革に伴うコスト負担や人手不足による外注費の増大で15%減益の2億4900万円で着地した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q19/3/中間
売上高33,556 [1%]137,436 [5%]104,054 [5.5%]67,369 [5.3%]
営業利益1,500 [-15.1%]7,275 [29.1%]5,983 [31.4%]3,505 [31.7%]
最終利益1,147 [-1.2%]4,539 [43.6%]4,037 [30.3%]2,297 [25.1%]
売上高営業利益率4.5%5.3%5.7%5.2%