財務・人事トナミホールディングスが8日に発表した2020年3月期連結決算は、売上高1381億6700万円(前期比0.5%増)、営業利益68億2400万円(6.2%減)の増収減益となった。
主力の物流関連事業部門では、適正料金収受の取り組みや倉庫と輸配送を組み合わせた総合的な提案などで3PL事業が伸展し、部門売上は1267億7800万円と0.4%の増収を確保。
一方で、働き方改革にともなうコスト負担や人手不足による外注費の増大により、部門利益は62億6300万円と5.1%の減益だった。
2021年3月期の業績予想は新型コロナウイルスの影響で開示を見送った。