調査・データ東京オリンピック・パラリンピック大会委員会と都の準備局は、8月25日に大会の開会式を想定した交通対策テストを実施する。
テスト当日は、開会式の選手輸送を想定し、選手村から新国立競技場までバス25台による隊列走行を行うほか、会場周辺ではバス輸送方法の確認を行う。実施に伴い、選手村周辺では18時から19時半まで一般道と首都高速「晴海入口」を規制、新国立競技場周辺では18時30分から22時30分まで一般道と首都高速「外苑出入口」を規制する。
会場周辺の交通規制のほか、交通状況によっては首都高速JCT方向別規制を行う可能性もあることから、近隣住民への宅配便や商店への配送に影響が出るおそれがある。都の準備局では、幹線輸送の夜間シフト、生産・保管拠点の変更やリードタイムの変更、共同物流などの実施協力のほか、組織委員会でも業務用車両の運行調整など、交通量の低減への協力を呼び掛けている。