ロジスティクスヤマトホ-ルディングスは23日、日本車いすラグビー連盟(JWRF)とオフィシャルサポーター契約を締結した。
車いすラグビーはパラリンピック競技で唯一、車いすでのコンタクト(衝突)が認められている競技で、2016年のリオデジャネイロ大会では銅メダル、18年の世界選手権ではライバルおオーストラリアを破って金メダルを獲得。20年東京大会でもメダルが期待されているが、選手を取り巻く環境は十分ではなく、国内でも競技用車いすを輸送する仕組みは確立されていない。
選手は自分で運転するクルマで運ぶか、対応できる配送業者を自分で探さなければならないなど、輸送手段が選手負担となっている。
今回のサポート契約でヤマトHDは合宿、遠征、大会などの参加時に、競技用車いすの国内輸送を支援。強化指定選手などが競技用車いすを輸送する際の負担が軽減されることになる。