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ヤマト、障害者バドミントンを物流支援

2018年12月14日 (金)

話題ヤマトホールディングスは14日、日本障がい者バドミントン連盟(JPBF)と、オフィシャルサプライヤー契約を締結し、障害者バドミントンを支援すると発表した。

具体的には、JPBF加盟選手の国内強化合宿、海外遠征、国内主要大会などへの参加にあたり、競技に使用する車椅子の国内輸送を行う。これにより、利用を希望する選手の受付窓口業務を含めたスムーズな輸送を実現する。障害者バドミントンの競技用車椅子の輸送に適した輸送資材の開発を行い、強化指定選手に提供する。

障害者バドミントンは、東京2020パラリンピック競技大会から実施される競技。障害の程度に応じて3つのカテゴリー(立位上肢・立位下肢・車椅子)に分かれており、さらに、障害の度合いによって6つのクラスに分けて行う。18年9月に日本で開催された国際大会では9個の金メダルを獲得したこともあり、競技人口も増加傾向にあり、注目されつつある競技となっている。

こうした選手の活躍の場が広がる一方、競技用車いすを輸送する仕組みは確立されておらず、選手自身が自家用車で輸送したり、対応できる配送業者を都度探すなど、試合前後の選手の負担となっている場合がある。

ヤマトは、競技用車椅子の輸送支援によって、選手の負担軽減を図り、選手が競技に集中できる環境作りをサポートすることで障害者バドミントンのさらなる発展に貢献していく。