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丸紅、ミャンマーの火力発電所改修を受注

2012年7月10日 (火)

荷主丸紅は10日、ミャンマー電力公社(MEPE)からユワマ複合火力発電所向けガスタービン・オーバーホール案件を受注した、と発表した。部品は日立製作所が供給する。

 

丸紅はこれまで、ミャンマーでバルーチャン第2水力発電所、ヤンゴン周辺の基幹ガス複合火力発電所などを納入した実績があり、ヤンゴン地区の電力需要は主に丸紅納入の発電所によって賄われている。

 

ひっ迫した同国の電力事情を改善するため、ミャンマー政府と交渉を重ね、受注に結び付いたもの。ユワマ複合火力発電所は2005年に丸紅が納入しており、新たな部品に交換し、オーバーホールすることで信頼性の向上と発電量の回復(3.4万キロワット)を実現する。昨年3月のミャンマーの民政移管以降、最初の電力案件となる。

 

丸紅は既設複合火力発電所の改修案件や、新規発電所の増設案件も提案しており、ミャンマー電力市場でインフラ整備事業を積極化する。