CCC、昨年度の店舗書籍・雑誌売上7.4％増加

産業・一般カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）は10日、TSUTAYA、蔦屋書店のうち書籍・雑誌を取り扱う「TSUTAYA BOOKS」加盟店舗の2012年3月期の全店舗総末端書籍・雑誌売上高が、7.4％増（前期比）の1047億円になったと発表した。4-6月期の書籍・雑誌の総末端売上高も、8％増で推移している。

年間販売額が過去最高を更新した背景として、同社では「カタログ在庫強化や、雑誌定期購読を強化のほか、Tポイントを活用したメール販促やPOSクーポンなど、4000万人のT会員に向けたさまざまな『本を読むきっかけ作り』を行ってきたことで、売上が堅調に推移した」と説明している。