サカイ引越が売上高1000億円到達

財務・人事サカイ引越センターが7日に発表した2020年3月期の連結決算は、売上高1008億5900万円（前年同期比4.8％増）、営業利益111億8400万円（1.1％増）だった。

引越事業の作業件数は78万3680件と前年から4.6％増加し、単価も0.3％上昇。北海道・東北から九州・沖縄までの全地区で前年売上を上回ったほか、付随する電気工事、グリーンサービス、リサイクル事業も堅調に推移したことで、売上高1000億円に到達した。

一方で、第3四半期まで堅調に推移していた引越事業は、第4四半期に中止や延期によるコスト増と単価の下落があり、今後の見通しを合理的に算定することが難しいとして今期の業績予想の発表を見送った。