ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日航、整備記録のアプリ化で定時運航率向上

2019年8月30日 (金)

▲アプリ化されたフライトログ(右)

ロジスティクス日本航空は8月30日、航空機の不具合修復状況などを記載する整備記録を電子的に記録・保管するシステムを導入、8月10日より運営を開始したことを発表した。

同社によれば、電子的に記録されるのは機体の整備記録だけではなくパイロット、客室乗務員などが使用する航空日誌(フライトログ)、キャビン(客室)ログ、なども電子化された。導入前はフライトログや整備記録などは紙の書類であったため、記載内容をシステムに保存する際には、手書きのデータを入力し直す必要があり効率の面で問題があった。

今回の電子整備記録やフライトログの運用では航空機に搭載されたiPadや整備士が携帯するiPhone内のアプリからタッチ操作で入力することで、いつ、誰が、どのような作業を行ったのか、などが確実に記録されると同時にシステムと連動しているので、改めてデータの入力をし直す必要がなくなったことで作業効率も向上、結果、定時運航の向上にもつながるとしている。