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タキロンシーアイ、採光建材拠点集約し物流費削減

2019年9月2日 (月)

拠点・施設タキロンシーアイ(大阪市北区)の揖保川事業所にこのほど、新棟が完成した。揖保川事業所、ダイプラ松戸製造所、日本ポリエステル三田工場――とグループに3つあった生産拠点を揖保川事業所の既存棟に集約したもので、採光建材の生産効率アップを図った。

これにより、揖保川事業所のポリカーボネート生産量は国内トップへと躍進、同社は「自動化、機械化により、検査を含め極めて効率的な供給体制が整備できた」としている。

今回の新棟建設により、これまで分散していた後加工拠点を製造拠点に隣接させることで、最終製品までの一貫生産を実現。集約効果を生かし、物流費の削減とリードタイムの短縮、開発や技術革新のスピードアップを図る。