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関東広域で通行止め相次ぐ、台風15号が直撃

2019年9月9日 (月)

拠点・施設9日朝5時頃に千葉市付近へ上陸した台風15号の影響により、関東地方では広い範囲で高速道路が通行止めとなっている。日中は段階的に通行止めの解除が進むとみられるが、激しい風雨に伴う被害が発生している可能性もあり、引き続き警戒が必要だ。

9日朝5時50分時点で、中央自動車道が高井戸ICから山梨県内にかけて、圏央道が千葉県(大栄JCT)から埼玉県(川島IC)にかけて、東名高速道路が東京ICから横浜青葉ICにかけてなど、主要な高速道路で通行止めが続出しているほか、東京湾アクアラインなども通行できない状況となっている。

都内では一般道でも東京ゲートブリッジ、都道521号(陣馬街道)の八王子市上恩方町上案下ゲート・和田峠区間など数か所で通行止めとなっている区間が出ている。

関東地方整備局は8日11時15分に風水害対策本部を設置し、「注意体制」に入った後、台風15号の接近に伴い管内2支部(港湾空港)が警戒体制に入ったため、9日0時30分に風水害対策本部を注意体制から警戒体制に移行した。

海の便にも影響が出ている。大洗・苫小牧間でフェリーを運航する商船三井フェリーによると、台風15号に伴う海上荒天の影響で、大洗発便は9月8日夕方便19時45分発、9日深夜便1時45分発が欠航となった。9日夕方便19時45分発、10日深夜便1時45分発の2便も欠航を予定している。

苫小牧発便は8日夕方便18時45分発、9日深夜便1時30分発が欠航。9日夕方便18時45分発便は定刻通り運航する計画だが、「今後の気象状況により大幅な変更が生じる可能性がある」としている。

■関東地方の高速道路状況(2019年9月9日朝5時頃、出所:日本道路交通情報センター)

■首都高速道路の状況(2019年9月9日朝5時頃、出所:日本道路交通情報センター)