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アズワン、ALSOK、レプレゼント、東陽倉庫、朋和産業など85%契約済み

プロロジス、千葉北IC至近に14.7万m2賃貸倉庫竣工

2019年10月7日 (月)

拠点・施設プロロジス(東京都千代田区)は7日、千葉市稲毛区にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉1」を竣工した、と発表した。

▲周辺地図(出所:プロロジス)

同施設は、千葉湾岸エリアから6キロ、東関東自動車道「千葉北IC」から3キロ、京葉道路「穴川IC」から4キロに位置し、東関東自動車道と京葉道路の両高速を利用して都心部へアクセスすることが可能で、国道16号を利用した首都圏配送の利便性にも優れている。eコマース、首都圏へ配送する食品・日用雑貨、空港を利用した国際貨物など、多様な物流ニーズに対応できる立地が入居予定企業から高い評価を受けている。

建物は、ワンフロア2万3140平方メートルの地上5階建てで、延床面積は14万6980平方メートル。既にアズワン、ALSOK(綜合警備保障)、レプレゼント、東陽倉庫、朋和産業などと賃貸契約を結んでおり、賃貸面積の85%が契約済みとなっている。2020年11月には隣接地に「プロロジスパーク千葉2」を竣工する予定で、両施設を合わせた延床面積は21万平方メートルを超える。

▲スマートバースシステムのイメージ(出所:プロロジス)

設備面では、ダブルランプウェイを採用し、各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラーや21メートルフルトレーラーを接車可能としているほか、高天井用センサー付きLED照明を採用し、入居企業の電気使用量削減と庫内オペレーションの可視化を支援する。また、安川情報システムと日本ユニシスと共同で開発しているバース予約・管理システム「スマートバースシステム」も導入する方向で検討しているという。

▲来客対応や打ち合わせに利用できるオフィススペース

労働力確保に向けては、JR・千葉都市モノレール「都賀駅」から専用シャトルバスを運行するなど、バス路線網を活用して隣接市内の住宅集積地から通勤しやすい環境を整備。施設内には厨房付きのカフェテリアや24時間営業のコンビニエンスストア「生活彩家」を用意したほか、入居企業向けに来客対応用のオフィススペースや貸し会議室、人材サービス会社「ライクワークス」の常設オフィスを設けた。

同社は、11月14・15日に同施設の内覧会を予定しており、10月中旬から案内を開始するという。

施設の概要
名称:プロロジスパーク千葉1
所在地:千葉県千葉市稲毛区六方町210-27
敷地面積:6万6117平方メートル(2万坪)
計画延床面積:14万6980平方メートル(4万4461坪)
構造:地上5階建て、柱RC造、梁S造
着工:2018年5月
竣工:2019年10月