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PALTAC、AI・自動化で生産性2.5倍「RDC埼玉」開設

2019年10月10日 (木)

▲PALTAC埼玉(出所:PALTAC)

拠点・施設化粧品・日雑卸大手のPALTAC(パルタック)は10日、埼玉県杉戸町に「RDC埼玉」を竣工し、11月から稼働を開始すると発表した。

同施設は、首都圏の業容拡大を背景に、出荷能力拡大と大幅な生産性向上を目指して建設されたもので、延床面積4万5374平方メートルのうち、4600平方メートルに自動倉庫を設けた。AIとロボットを駆使した次世代型物流システム「SPAID」を大規模導入したことで、ピース出荷の人員生産性は2.5倍にアップ。負担の大きいケースの取り扱いは大部分を自動化した。

また、自動入庫検品システムと入荷予約システムを導入するなど、配送ドライバーの待機時間削減にも配慮した。建物は全て免震構造で、BCP対策として非常用発電機とサーバーの二重化、RDC関東・横浜・新潟との相互補完体制を構築している。

RDC埼玉の概要
所在地:埼玉県北葛飾郡杉戸町大字屏風200-1
敷地面積:6万6620.33平方メートル(2万153坪)
延床面積:4万5374.39平方メートル(1万3726坪)
年間出荷能力:1200億円
総投資額:230億円
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