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JPサンキュウ、ブラジルスト「8月1日から激化の可能性」

2012年7月23日 (月)

話題JPサンキュウグローバルロジスティクス(東京都中央区)は20日、ブラジルで続いているストライキ情報として「8月1日から完全なスト状態になる可能性が高い」との情報を自社ウェブサイト上で伝えた。

 

同社開発部海外開発課の情報によると、リオ税関の税関職員は半数での稼働となっている模様で、今後も継続される可能性が高い見通し。

 

19日時点で、サンパウロではサントス港の厚生局、VCP空港、GRU空港、マナウス地区でそれぞれスローワークになっており、各地で許可遅延による搬出の遅れが発生している模様。リオ地区では税関職員が半数稼働となって書類検査・現品検査がともに停止している状態だという。

 

今後の見通しとして、同社は「ストが一層激しくなる可能性があるとの連絡が来ている。山九ブラジルの顧客は8-9割がグリーンサインとなっているため、現状ではクリティカルな状況になっていないが、予断は許されない」としている。