日立物流、春日部にEC事業者共有施設を本格稼働

ロジスティクス日立物流は30日、埼玉県春日部市に「ECプラットフォームセンター」を開設し、9月23日から本格稼働した、と発表した。

同センターは、複数のEC事業者で6600平方メートルのスペース、最新鋭の物流設備、物流システム、倉庫内スペース、倉庫内スタッフ――をシェアリングする従量課金型のセンターで、EC事業者は使った分だけ使用料を支払う。物流コストを認識しやすく、新たな設備を購入せずに使用できるため、EC事業者はスモールスタートが可能となるほか、自動化・標準化を進めることで高品質なオペレーションを組むことができる。

そのほか、EC汎用WMSとリソースコントロールシステム（RCS、一部日立製作所と共同開発）を中心に、システムとマテハン機器を連携させることで、ECサイト・モールとの接続により物流センター内での作業コントロール、工程ごとのリソースを最適化する機能も備えているという。

▲（出所：日立物流）