ダイムラー、組織再編でダイムラートラックAG設立

荷主三菱ふそうトラック・バスは6日、親会社であるダイムラーAG社が11月1日に組織を再編し、新体制で事業を開始した、と発表した。ダイムラーAG社の傘下にあった組織と法人は、新たにダイムラートラックAG社、メルセデス・ベンツAG社、ダイムラーモビリティAG社に再編され、それぞれ法人化する。

ダイムラートラックAG社は、三菱ふそうトラック・バスを含むダイムラーのトラックとバスのすべての活動を担当。メルセデス・ベンツAG社は、メルセデス・ベンツブランドの乗用車とバンを担当する。

ダイムラーモビリティAG社は、前身であるダイムラー・ファイナンシャル・サービスの自動車関連のファイナンス業務やフリート管理といった長年の事業に加え、モビリティサービスを新たに担当する。

親会社であるダイムラーAG社は、引き続き唯一の上場企業となり、ガバナンス、戦略、管理を担当し、グループ全般のサービスを提供する。