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横浜冷凍、中計下方修正と同時に経営体制刷新

2019年11月14日 (木)

▲松原弘幸新社長

M&A横浜冷凍は14日、2018年11月に発表した第6次中期経営計画(2018年9月期~2020年9月期)の業績目標を下方修正するとともに、経営体制を刷新し、12月20日付で新社長に松原弘幸取締役を起用する人事を発表した。現社長の岩渕文雄氏は上席参与に退く。

松原弘幸氏は1955年10月4日生まれの64歳。1979年に同社に入社し、2011年に執行役員総務部長に就任、その後取締役管理本部長などを経て、19年に取締役冷蔵事業本部長兼広域営業部長となった。

氏名
松原弘幸氏代表取締役社長管理本部長中期経営計画推進委員長取締役冷蔵事業本部長兼広域営業部長
岩渕文雄氏上席参与代表取締役社長アライアンスシーフーズ代表取締役社長

中期経営計画では、2019年9月期の業績が期初予想を下回ったことを受けて、2020年9月期の業績目標を修正。当初目標と比べて売上高を70億円、営業利益を16億円、最終利益を6億円下方修正した。修正の理由について同社は「2019年度は、夏場以降に想定を上回る荷動きの停滞や、国内主要漁港での水揚げ不調に伴う取扱量の減少、水産品の売却損が発生した」と説明し、今後は財務体質の改善、養殖事業・海外販売の強化に注力する方針を示した。

また、2020年1月1日付で連結子会社のアライアンスシーフーズとクローバートレーディングを吸収合併することを併せて発表し、これによって調達力・開発力・販売力の強化に取り組むという。

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