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岡村製作所、自動充電の天井搬送システムを発売

2010年8月31日 (火)

話題天井搬送システム「スカイホーク」岡村製作所は31日、省エネ効果に優れた天井搬送システム「SmartHawk(スマートホーク)」を発売すると発表した。初年度の販売目標は2億円を見込む。

 

スマートホークは、シンプル機能のユニットで構成する群管理システムを採用することで、必要とされる搬送能力に合わせたスマートなシステム構築が可能。蓄電による電源供給の効率化や待機中の消費電力「ゼロ」を実現した。

 

多彩な荷姿に対応し、天井空間を活かした効率のよい搬送ラインを構築できるため、工程間搬送やセル生産への供給、病院・図書館の院内・館内搬送システムや物流センターの搬送ラインなどの用途で利用できる。

 

ユニット台数の増減で搬送要求能力に合わせた効率的なシステム構築が可能で、搬送速度は標準速(分速30メートル)と高速(分速60メートル)の2タイプを用意。蓄電装置への充電は、搬送物の移載作業などの停止時に短時間で行う。

 

天井空間を活かした搬送ラインを構築でき、床面スペースを有効活用できる。天井搬送エリアから作業エリアへの搬送物の昇降は、オプションの昇降モジュールでスムーズに行う。カーブ、分岐・合流、昇降、ストッパーなどを自由にレイアウトでき、運用に合わせたフレキシブルなライン構築が可能。搬送物を積載するキャリアはオーダーメイドでさまざまな荷姿に対応、搬送質量は最大で100キログラム、高速タイプは最大50キログラムとなっている。