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リネージュ、アジア太平洋で温度帯物流拡大

2019年11月25日 (月)

ロジスティクス米・リネージュロジスティクスHD(リネージュ社)は22日、南半球最大の温度管理サービス提供会社である豪・エマージェントコールド(エマージェント社)を買収する契約を締結した、と発表した。

▲エマージェント社の拠点(出所:エマージェント)

エマージェント社は、オーストラリア、ニュージーランド、ベトナム、スリランカで温度管理物流を展開しており、今回の買収によってリネージュ社は、10か国、260施設、延べ4814万立方メートルの保管能力をもつ世界最大の温度管理物流会社となるほか、急速に発展しているアジア太平洋地域の国内・国際サプライチェーンを顧客に提供できる体制が整う。

リネージュ社のグレッグ・レームクールCEOは、「エマージェント社をリネージュ・ファミリーに迎えることで、当社の海外拠点に大きな能力が追加されるだけでなく、当社の港湾戦略と国際貿易への取り組みも深化する。絶えず変化する市場のダイナミクスに顧客が対応するための支援を強化でき、同時にその商品を販売するための新たな潜在的市場機会も切り開くことができる」とコメントしている。