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Automagi、AIの物流現場での活用事例を紹介

2019年12月10日 (火)

イベントAutomagi(オートマギ、東京都新宿区)は9日、都内で「物流業界のためのAIセミナー」を開催した。

物流関係者を中心に満員となった会場では同社のプロダクトサービス部の和田龍マネジャーが、AI技術を用いた実証実験と導入事例を紹介した。

冷凍倉庫向けでは、倉庫内のエリア別の温度を表示することで荷物の配置換えを促し「品質低下」を防ぐ取り組みや、出版物用の検品作業で、バーコード(ISBNコード)が割り振られていない塾などの教材に、画像認識を活用した取り組みのほか、画像から物体の長さを計測したり、へこみや傷などの検知を行うなどの新しい取り組みや、荷主からの荷物情報を収集し、共同配送につなげる提言もあった。

同社では2022年には写真を撮るだけで荷物のサイズなどがわかるアプリの開発を目指し、25年には蓄積したこれらのデータを活用し、さらに高精度の荷姿判別に利用したいとした。