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フォーカスシステムズ、工場内物流の効率化実験

2019年12月26日 (木)

調査・データフォーカスシステムズは25日、名古屋工業大学、フタバ産業と協力し、IoT機器と低消費電力の通信技術を用いた工場内物流の効率化実証実験に着手したことを発表した。

実験では、在庫・備品にBluetooth規格のビーコンを取り付け、受信機で物流在庫が工場内のどこにあるかをデータで収集する。受信機は、名古屋工業大学が開発した低消費電力の通信技術を用いてデータ通信することで、工場のようなLAN構築が難しい環境でも広範囲に設置することを可能とした。

3者は今後、物流在庫の移動経路や待ち時間といったデータの分析をおこない、在庫状況把握のリアルタイム化、物流時間の短縮といったフタバ産業が抱える課題解決に取り組む。

▲実証実験のイメージ(出所:フォーカスシステムズ)