CPDなど3社、大阪･枚方市に8.2万m2｢CPD枚方｣着工

拠点・施設センターポイント・ディベロップメント（東京都千代⽥区）、三菱UFJリース、東急不動産の3社は1月31日、3社が共同出資する特定目的会社を建築主とするマルチテナント型物流施設「CPD枚方」（仮称）を2月1日に着工する、と発表した。2021年5月末の竣工を目指す。

同施設は、京都・⼤阪間を縦断する国道1号（京阪国道）に⾯し、新名神⾼速道路「八幡京⽥辺インターチェンジ」（IC）から3キロ、第⼆京阪道路「京⽥辺松井IC」から5キロに立地。丘陵地の安定した地盤の上に位置しており、背後には住宅地が広がっていることから、自然災害に強く、労働力確保の面でも優れている。

建屋は、延床面積8万2000平方メートルの地上4階建て。1階・3階に中央車路に面した58台分の接車バースを設け、3階にはスロープでアクセス可能とするほか、荷物用エレベーター12基と垂直搬送機8基を設置することで、メゾネット式倉庫の効率的な運用を実現する。1フロアの賃貸区画は、5100坪から5600坪で、最⼤で8テナント区画に分割可能だという。