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東急不など3社、大阪府枚方市の物流施設を竣工

2021年7月13日 (火)

「CPD 枚方」(出所:東急不動産)

拠点・施設東急不動産は13日、三菱HCキャピタル、センターポイント・ディベロップメント(CPD、東京都千代田区)の2社と共同で開発したマルチテナント型物流施設「CPD枚方」(大阪府枚方市)がこのほど完成したと発表した。CPDがアセットマネジメント業務を受託。2層にトラックバースを設けて倉庫として利用しやすい構造としたほか、高速道路のインターチェンジ(IC)に近く、関西圏をはじめとする広域アクセスが容易な立地が強みだ。3社は今後、こうした利点を前面に出しながら、入居企業誘致を進めていく。

CPD枚方は2020年2月に着工し、ことし5月31日に完成。地上4階建てで、1階と2階、3階と4階を連続して使用できるメゾネットタイプを採用し、最大で8テナント区画に分割が可能だ。1階と3階にトラックバースがあり、計116台を収容できる。3階トラックバースの混雑状況表示も整備するなど、バース管理機能も充実させた。制震ブレースを採用した揺れに強い構造とし、事業継続計画(BCP)を意識した仕様としているのも特徴だ。

交通アクセスは、新名神高速道路「八幡京田辺IC」から3キロメートル、第二京阪道路「京田辺松井IC」から5キロメートルと近く、高速道路を経由して京阪神を中心とする関西圏だけでなく東海や中四国エリアへのアクセスもスムーズだ。

■「CPD枚方」概要
所在地:大阪府枚方市長尾峠町1-10
敷地面積:3万7588.96平方メートル
延床面積:8万2166.92平方メートル
構造:地上4階建て、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造