ロジスティクス名港海運は7日、2020年3月期第3四半期連結決算を発表した。営業基盤を置く名古屋港で工作機械、自動車部品などの輸出が減少、輸入もアルミニウムなどが減少する中、同社の取り扱いも自動車部品が落ち込んだ。輸入貨物は油脂原料、とうもろこしなどが伸びた。
売上高は536億5300万円と前年同期比12億8800万円(2.3%)の減収、営業利益は38億3000万円と11.2%の減益となった。四半期最終利益は29億9900万円で15.9%の減益。部門別売上高は港湾運送が526億3900万円と2.6%の減収、賃貸は10億1300万円で16.5%の増収となった。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 53,653 [-2.3%] | 36,050 [1.2%] | 18,197 [1.7%] | 72,464 [12.1%] |
営業利益 | 3,830 [-11.2%] | 2,478 [-6.9%] | 1,373 [-2.8%] | 5,348 [21.5%] |
最終利益 | 2,999 [-15.9%] | 1,849 [-17.2%] | 1,033 [-17.2%] | 4,372 [19.9%] |
売上高営業利益率 | 7.1% | 6.9% | 7.5% | 7.4% |