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ニッコンHD、倉庫新増設効果で3Q増収増益

2020年2月7日 (金)

ロジスティクスニッコンホールディングスが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、積極的な設備投資が奏功し売上高1505億9000万円(前年同期比2.1%増)、営業利益155億6200万円(6.1%増)、四半期最終利益127億4300万円(18.1%増)となった。

今期は滋賀県長浜市、熊本県菊陽町、三重県いなべ市、タイ、メキシコなど倉庫の新増設が相次ぎ、倉庫事業の売上高が8.3%増、同利益が18.2%増と好調に推移。運送事業は人件費の増加分を吸収して微増益となった。梱包事業は人件費、外注費の増加で6.5%の減益。テスト事業は4.8%の増益を確保した。通期は従来予想を据え置く。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高150,590 [2.1%]101,416 [6.3%]50,728 [7.4%]197,693 [5.3%]
営業利益15,562 [6.1%]10,954 [23.8%]5,337 [26.2%]20,028 [5.4%]
最終利益12,743 [18.1%]9,226 [40.6%]4,529 [44.5%]14,768 [1.5%]
売上高営業利益率10.3%10.8%10.5%10.1%