ロジスティクスニッコンホールディングスが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、積極的な設備投資が奏功し売上高1505億9000万円(前年同期比2.1%増)、営業利益155億6200万円(6.1%増)、四半期最終利益127億4300万円(18.1%増)となった。
今期は滋賀県長浜市、熊本県菊陽町、三重県いなべ市、タイ、メキシコなど倉庫の新増設が相次ぎ、倉庫事業の売上高が8.3%増、同利益が18.2%増と好調に推移。運送事業は人件費の増加分を吸収して微増益となった。梱包事業は人件費、外注費の増加で6.5%の減益。テスト事業は4.8%の増益を確保した。通期は従来予想を据え置く。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 150,590 [2.1%] | 101,416 [6.3%] | 50,728 [7.4%] | 197,693 [5.3%] |
営業利益 | 15,562 [6.1%] | 10,954 [23.8%] | 5,337 [26.2%] | 20,028 [5.4%] |
最終利益 | 12,743 [18.1%] | 9,226 [40.6%] | 4,529 [44.5%] | 14,768 [1.5%] |
売上高営業利益率 | 10.3% | 10.8% | 10.5% | 10.1% |