財務・人事ゼロが7日に発表した2020年6月期中間(19年7-12月)決算は、自動車関連事業とヒューマンリソース事業が貢献し、売上高462億5900万円(前年同期比7.1%増)、営業利益21億100万円(2.7倍増)と大きく利益を伸ばした。
主力の自動車関連事業は、19年8月から三菱自動車の完成車輸送を開始し、中古車輸出でもマレーシア向けが好調に推移したことから増収を確保。これに輸送料金改定と減価償却期間の見直しが加わり、部門利益は28億4000万円の前年同期2.1倍増となった。
ヒューマンリソース事業も好調で、送迎請負とドライバー派遣が堅調に推移。新規参入した空港ビジネスなども売上げに寄与し、部門売上98億800万円(5.8%増)、部門利益5億400万円(4.4倍増)で着地した。
一方、一般貨物事業は増収を確保したものの、港湾荷役事業の商品構成差異や完成車の海外組み立て事業(CKD事業)の立ち上げ費用がかさみ、部門損失2億5900万円(前年同期3億7400万円の利益)を計上した。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/6/中間 | 20/6/1Q | 19/6/通期 | 19/6/3Q | |
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売上高 | 46,259 [7.1%] | 22,931 [9.5%] | 90,228 [10.9%] | 66,944 [12.3%] |
営業利益 | 2,101 [175%] | 1,217 [246.7%] | 3,305 [-19.7%] | 2,175 [-31.9%] |
最終利益 | 1,347 [ - ] | 803 [3391.3%] | 1,658 [-22.1%] | 888 [-45.6%] |
売上高営業利益率 | 4.5% | 5.3% | 3.7% | 3.2% |