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川西倉庫、本業不調も受取補償金で1Q純利益3.5倍

2020年8月7日 (金)

財務・人事川西倉庫が7日発表した4-6月期(2021年3月期第1四半期)連結決算は、売上高が前年同期比3.4%減の58億3300万円、本業の儲けを示す営業利益も42.2%減の1億2500万円となったものの、受取補償金を計上したことで、四半期最終利益は3.5倍の5億2100万円となった。

国内物流事業は倉庫、運送業務が減少し、神戸港での港湾運送の取り扱いも低調に推移、部門利益は27%の減益となった。国際物流事業も輸出入貨物の取り扱いが減少し、売上高が前年同期を下回った。海外子会社の経費が減少したことを受け、部門利益は600万円だった。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 21/3/1Q [前年同期比]20/3/通期 [前年同期比]20/3/3Q [前年同期比]20/3/中間 [前年同期比]
売上高5,833 [-3.4%]23,922 [2.1%]18,175 [3.1%]11,998 [3.8%]
営業利益125 [-42.1%]542 [-21.4%]493 [-13.5%]362 [15.3%]
最終利益521 [259.3%]244 [-25.6%]315 [13.7%]235 [61%]
売上高営業利益率2.1%2.3%2.7%3.0%