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川西倉庫3Q、増収確保も再保管・横持ち増で減益

2020年2月10日 (月)

財務・人事川西倉庫が10日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算によると、コーヒー豆や食料品の取り扱いが堅調で倉庫業務や配送業務が増加したことから、売上高は181億7500万円(3%増)と増収だったものの、貨物の増加による再保管経費や横持ち費用などの増加により営業利益は4億9300万円(13.6%減)となった。

主力の国内物流は、前期に稼働した新倉庫が寄与して部門売上157億3600万円(3.9%増)となったが、貨物の増加による再保管経費などがかさみ、部門利益10億4000万円(3.2%減)で増収減益。国際物流は、輸入貨物の取り扱いが減少したことで部門売上20億8200万円(5.4%減)と減収だったが、海外子会社の倉庫業務が貢献したことで部門損失は前年同期の損失5200万円から損失600万円に改善した。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高18,175 [3.1%]11,998 [3.8%]6,038 [2.8%]23,436 [4.9%]
営業利益493 [-13.5%]362 [15.3%]216 [29.3%]690 [17.7%]
最終利益315 [13.7%]235 [61%]145 [26.1%]328 [-32.6%]
売上高営業利益率2.7%3.0%3.6%2.9%